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神奈川県横浜市緑区霧が丘4-13-1

診療時間
9:00~12:00/15:00~18:30
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休診日
木曜、土曜午後、日曜・祝日
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腱鞘炎

腱鞘炎

【1.腱鞘炎とは?】
「腱鞘炎(けんしょうえん)」は、手首や指を動かすときに起こる痛みや腫れの総称です。

筋肉の力を骨に伝える「腱(けん)」は、浮き上がりを防ぎ、スムーズな動きを保つために「腱鞘(けんしょう)」と呼ばれるトンネル状の組織の中を通っています。

この腱と腱鞘が、手の使いすぎによって繰り返し擦れ合うことで炎症が起き、滑らかな動きが妨げられた状態が腱鞘炎です。物を掴んだり、握ったりする際に、強い痛みが走るのが主な特徴です。

【2.腱鞘炎の主な症状と代表的な二つのタイプ】
腱鞘炎は、炎症が起きる部位によって症状が異なり、特に以下の二つのタイプがよく知られています。

①ばね指(弾発指)

指の付け根にある腱鞘に炎症が起き、腱が通るトンネルが狭くなることで起こります。

  • 症状
  • 指を曲げ伸ばしするときに引っかかりを感じたり、「カクン」という抵抗や音を伴ったりします。症状が悪化すると、最終的には指が曲がったまま戻らなくなることもあります。

  • 好発部位
  • 親指、中指、薬指に多く見られます。

②ドケルバン病(狭窄性腱鞘炎)

手首の親指側にある腱と腱鞘に炎症が起こる病気です。

  • 症状
  • 手首の親指側に強い痛みや腫れが生じます。特に親指を動かしたり、手首を小指側に曲げたりする動作で激しい痛みが走ります。

  • 判別法
  • 親指を内側にして手を握り、手首を小指側に曲げた際に強い痛みが走る場合(フィンケルシュタインテスト)にドケルバン病が強く疑われます。

【3.腱鞘炎になる主な原因は「手の使いすぎ」と「ホルモンの影響」】
腱鞘炎の最大の原因は、腱と腱鞘の間の機械的な摩擦、すなわち手や指の使いすぎです。

①繰り返しの動作による負荷

  • スマートフォン・PC操作
  • 長時間のキーボード入力や、スマートフォンのフリック操作は、特に親指や手首に大きな負担をかけます。

  • 育児・介護
  • 抱っこやおむつ交換など、手首を反らした状態で長時間作業することは、腱鞘に負担をかけやすいです。

  • 特定の作業
  • ピアニストや美容師、スポーツ選手など、手首や指を酷使する職業や趣味を持つ方に多く見られます。

②ホルモンバランスの変化

使いすぎだけでなく、女性ホルモンの変動も深く関わっています。

  • 妊娠・出産期
  • ホルモンバランスが急激に変化する時期に、腱鞘がむくみやすくなり、摩擦が生じやすくなります。

  • 更年期
  • 女性ホルモンが減少することで、腱鞘炎を発症・悪化させるケースが多く報告されています。

【4.診断と治療のステップ:まずは患部を休ませる】

診断について

問診によって痛みの場所や動作を確認し、触診によって腱鞘の腫れや圧痛を確認します。ドケルバン病であればフィンケルシュタインテスト、ばね指であれば指の引っかかりを確認することで診断が可能です。

治療の基本

腱鞘炎は使いすぎが原因であるため、まずは患部を休ませる(安静にする)ことが最も重要です。

  • 1.安静・固定(装具療法)
  • 手首や指の動きを制限するため、テーピングや添え木(スプリント)などの装具を用いて固定し、安静を保ちます。これが治療の第一歩です。

  • 2.薬物療法
  • 炎症を鎮め、痛みを和らげるために、内服薬(飲み薬)や、患部に直接作用する外用薬(塗り薬・貼り薬)を使用します。

  • 3.注射療法
  • 痛みが強く、日常生活に支障をきたしている場合には、腱鞘内にステロイド注射を行い、強力に炎症を抑える治療を行うことがあります。

  • 4.温熱療法
  • 痛みが慢性化している場合や、血行改善を目的として、患部を温める治療を行います。

  • 5.外科的療法(手術)
  • ・上記の保存的治療を続けても症状が改善しない場合や、指の機能障害が重度で早期回復が必要な場合には、狭くなった腱鞘を切開して腱の通り道を広げる手術(外科的療法)も選択肢となります。

【5.予防とセルフケア:今すぐできる改善策】
腱鞘炎の予防と悪化を防ぐには、日々の生活の中で手や指への負担を軽減する意識が不可欠です。

  • 意識的な休憩時間の確保
  • スマートフォンやパソコン作業を1〜2時間続けたら、必ず10分程度手を休ませる時間を設けましょう。

  • ストレッチ
  • 作業の合間に、痛みを感じない程度の範囲で指や手首をゆっくりと反らしたり、回したりするストレッチを行い、血流を良くしましょう。

  • アイシング(急性期)
  • 指や手首に軽い痛みや違和感、熱感を感じた初期の段階では、冷湿布や保冷剤などで患部を冷やし、腱の炎症を抑えることが効果的です。

  • 持ち方・動作の工夫
  • 育児などで手首に負担がかかる場合は、手首を固定するサポーターを使用するなどして、負担を軽減する工夫を取り入れましょう。

指や手首の痛みは我慢せず、早めに整形外科クリニックにご相談ください。横浜市緑区にあるかたの整形外科クリニックでは、日本整形外科学会認定の整形外科専門医が、診療にあたっています。

当院は、精密な診断のための画像検査設備に加え、理学療法士による専門性の高いリハビリテーションを提供し、痛みの改善から根本的な動作の修正、再発予防までトータルでサポートします。

「手や指が痛いけれど、どこに相談すればいいか分からない」と迷われている方は、横浜市緑区・十日市場の当院に、お気軽にご相談ください。


かたの整形外科クリニック

診療科目 整形外科・リハビリテーション科・内科
院長名 片野 素昭
資格 日本整形外科学会認定 整形外科専門医
日本整形外科学会認定 スポーツ医
日本整形外科学会認定 運動器リハビリテーション医
日本整形外科学会認定 リウマチ医
日本整形外科学会認定 脊椎脊髄病医
義肢装具等適合判定医
身体障害者福祉法指定医(肢体不自由)
所在地 〒226-0016  神奈川県横浜市緑区霧が丘4-13-1
TEL 045-924-0560
アクセス 駐車場9台分完備
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