五十肩・四十肩(肩関節周囲炎)
五十肩・四十肩(肩関節周囲炎)は肩関節が痛み、関節の動きが悪くなって、運動制限が生じてきます。動かした際の痛みと夜中の痛みが特徴的で、時には眠れないほど痛むこともあります。
肩関節周囲炎は中年以降、40~50代に多く見られ、病態は多様です。主な原因は、関節を構成する骨、軟骨、靭帯や腱などが老化して肩関節周囲の組織に炎症が起きることと考えられています。
【治療法について】
治療法は、以下の5通りです。
肩があがりにくいなどの違和感を感じたら当院にご相談ください。
- 薬物療法
- 温熱療法
- 理学療法(リハビリテーション)
- 神経ブロック療法
- 外科的療法
【予防・改善のために】
四十肩・五十肩にならないために、以下のことに気を付けましょう。
- 正しい姿勢を意識して、体の一部に負荷がかかり過ぎないようにする。
- 同じ姿勢の作業を長時間続ける場合は、適度に休憩をとる。
- 普段から適度な運動を行い、血行を良くして肩の保温に注意する。
- 栄養バランスの良い食事を心がけ、動物性の食品や甘い物、お酒を摂りすぎない。
- ホルモンバランスやストレスを軽減するため、質の良い睡眠を取る。