変形性股関節症
変形性股関節症は先天的な原因や、後天的な疾病やけがにより股関節の構造に破綻が生じた状態を言います。
患者さんの多くは女性で、主な症状は関節の痛みと機能障害です。股関節は鼠径部にあるため、最初のうちは立ち上がったときや歩き始めたときなどに脚の付け根部分に痛みを覚えます。
進行するに従ってそうした痛みが強くなり、いつも痛むようになったり、夜寝ている間にも痛んだりするようになります。
【治療法について】
治療法は、以下の6通りです。
膝に違和感を感じたら当院にご相談ください。
- 薬物療法
- 温熱療法
- 理学療法(リハビリテーション)
- 装具療法
- 神経ブロック療法
- 外科的療法
【予防・改善のために】
変形性股関節症は日常生活の習慣を改善することが予防に繋がるため、健康的な生活を送ることが大切です。股関節への負担を減らし、症状を悪化させないようにしましょう。
股関節に痛みを感じたら整形外科を受診し、早期治療することをお勧めします。
- 歩くときは、杖などの補助用具を使って関節の負担を減らす。
- 肥満ぎみの方は、運動を組み合わせたダイエットを行う。
- 股関節は硬くなりやすいため、ストレッチにより柔軟性が高める。
- スクワット等の運動により、股関節周辺の筋肉を鍛える。
- 運動不足の方は、水泳など股関節への負担が少ない運動を継続して行う。
- 腰回りを冷やさないよう、入浴により血行を良くする。