意外と知らない杖のつき方・選び方
杖の正しいつき方があることをご存知でしたか?
歩くのがなんとなく大変になってきたら近くの雑貨屋さんで買ってきたー
などと言って購入してきたその杖、もっと最適な長さ・つき方を知れば歩くときの強力な味方になるんです!
そしてそのつき方・選び方も簡単なのです!
さっそく解説いきます!
まず杖の選び方からです。
杖は折り畳み式や4本足の杖もありますが、大前提として長さが合っているかが超大事っ!長いと力を加えにくく、短いと体が傾いてしまいます。
杖の最適な長さは、気をつけをして脚から手首までの長さです。この長さが最も力を加えやすく姿勢も傾かずに扱えます。この距離は、ご高齢でまっすぐの姿勢がとれない方でも同じです。
次に使い方・つき方です。
杖の握るところは、何気なくガシッと上から掴みやすいですが、これも正しい掴み方があります。グリップのところは、下図のように掴みます。
長い所だけ掴んでしまうと、体重をかけた時に杖に均等に力が加わらないので転倒するリスクがあります。
つき方は、どちらの手でも大丈夫ですが、脚に痛みのある方は、痛くない方に持ってつくようにしましょう。
痛い脚を挟むようにして持ってしまうと、歩いている流れの中で必ず痛い脚に全体重をかけなければいけないタイミングができてしまうので危険です。
杖をひとつとっても、これだけ注意すべきことがあるんです。
使い方がわからない時にぜひ今回の投稿が役に立つことを祈っております。