骨粗しょう症の原因③
【生活習慣の乱れ】
偏食や極端なダイエット、過度の飲酒、喫煙なども骨粗しょう症の原因の一つとされており、年齢に関係なく注意が必要です。
丈夫な骨を作り、骨にカルシウムを蓄える成長期に極端なダイエットを行なうと、将来の骨密度に悪影響を及ぼす恐れがあります。カルシウム・ビタミンD・ビタミンKなどの欠乏によって、骨密度・骨質は低下してしまいます。
一方、肥満の方も内臓脂肪がたまることで悪い生理活性物質が多く分泌され、骨粗しょう症のリスクが高まります。
また骨は負荷がかかるほど、骨をつくる細胞が活発になるため、運動不足や寝たきりの方は骨への負荷が不足して骨量は徐々に減少します。
その他、喫煙や過度な飲酒の習慣がある人は骨粗しょう症のリスクが高くなります。生活習慣の要因は改善することができるため、骨粗しょう症にならないために、今からできることを始めましょう。