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神奈川県横浜市緑区霧が丘4-13-1

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モートン病

モートン病

【モートン病とは】
「足の指の付け根がジンジンする」「焼けるような痛みが走る」「ハイヒールを履くと激痛が…」そんな症状に悩まされていませんか?それはモートン病かもしれません。

モートン病は、足の指の付け根あたりにある神経が、繰り返し圧迫されたり刺激を受けたりすることで炎症を起こし、痛みやしびれなどの神経症状を引き起こす疾患です。特に、つま先立ちの姿勢が長時間続くことによって発症しやすくなります。例えば、ハイヒールの常用、中腰での作業、あるいは槌趾(つちゆび)変形(マレット指) のある方が、足の指の付け根に負担がかかるような姿勢を続けることで生じやすいと考えられています。

個人差はありますが、多くの場合、第3趾と第4趾の間(人差し指と中指、あるいは薬指と小指の付け根)に症状が現れます。これは、この部分を通る神経が特に圧迫を受けやすいためです。

【モートン病の症状】
モートン病の主な症状は、以下のような多彩な神経症状として現れます。

  • 足の指の付け根のしびれ
  • 特に第2-3趾間、または第4-5趾間にしびれを感じることが多いです。

  • 足の指の付け根の痛み
  • ズキズキとした痛みや、電気が走るような鋭い痛みが生じます。

  • 灼熱痛(しゃくねついたみ)
  • 足の裏が焼けるように熱く感じることもあります。

  • 足底部の小さな有痛性のしこり
  • 稀に、痛む部分に触れると小さな腫瘤(しこり)を感じることがあります。これは神経の肥厚(ふくらみ)によるものです。

  • 痛みの放散:
  • 痛みは足の指の付け根だけでなく、足の指先や、時には下腿(すね)まで放散することがあります。

  • 症状の増悪因子
  • 長時間立っている時、歩いている時、ハイヒールや先の細い靴を履いている時に症状が悪化しやすい傾向があります。靴を脱ぐと症状が和らぐことが多いのも特徴です。

これらの症状は、日常生活や仕事、おしゃれにも影響を及ぼすことがあります。我慢せずに、早めに専門医にご相談ください。

【検査・診断】
モートン病の診断は、患者様の症状や生活習慣の問診、そして丁寧な身体診察を通じて行われます。

  • 1.問診
  • 足のどの部分が痛むか、どのような時に痛むか(靴を履いている時、歩行時など)、しびれの有無、ハイヒールの使用状況など、詳しくお伺いします。

  • 2.身体診察
  • 痛む部分を指で圧迫したり、足の指を動かしたりして、痛みが誘発されるかを確認します。特に、足の指の付け根を横から挟むように圧迫するモートンテストは、診断に有用なことがあります。

  • 3.画像検査(X線検査、MRI検査など):
  • ・X線(レントゲン)検査: 骨折や関節の変形など、他の骨の病変を除外するために行われます。モートン病自体はレントゲンには写りません。
    ・超音波(エコー)検査: 神経の肥厚や炎症をリアルタイムで確認できるため、診断に役立つことがあります。
    ・MRI検査: エコー検査でも判断が難しい場合や、他の疾患との鑑別が必要な場合に検討することがあります。神経の肥厚を詳細に評価できます。

  • 4.局所神経ブロック注射
  • 診断を確定するために、痛みの原因となっている神経の周りに局所麻酔薬を注射し、痛みが軽減するかどうかを確認することがあります。痛みが軽減すれば、その神経が原因である可能性が高いと判断できます。

これらの検査を通じて、症状がモートン病によるものかを正確に診断し、最適な治療計画を立てていきます。

【治療】
モートン病の治療は、まず足への負担を軽減し、神経の炎症を抑える保存的治療が中心となります。

1.保存的治療:足への負担を軽減し、症状を和らげる

  • 靴の変更
  • 最も重要かつ効果的な治療法の一つです。
    ・ヒールの高い靴や先の細い靴を避ける: 足の指の付け根に圧力がかかりやすい靴は避けましょう。
    ・クッション性の高い靴: ソールが柔らかく、足底への衝撃を吸収してくれる靴を選びましょう。
    ・幅がゆったりとした靴: 足の指が窮屈にならない、足に合った幅の靴を選びます。

  • 装具療法(足底挿板・インソール)
  • 痛む部位への圧力を軽減し、足のアーチをサポートするために、インソール(中敷き) を作成します。これにより、足の指の付け根への負担を分散し、神経への刺激を減らす効果が期待できます。
    ・特に、足の付け根への圧を軽減するためのパッドを設置するなどの工夫が有効です。

  • 薬物療法
  • 痛みや炎症を抑えるために、内服薬(消炎鎮痛剤など)や外用薬(湿布、塗り薬など)を処方します。

  • 理学療法(リハビリテーション)
  • 足の指や足裏の筋肉の柔軟性を高めたり、足のアーチ機能を改善させたりするストレッチや運動指導を行います。

  • 神経ブロック療法
  • 痛みが強く、日常生活に支障をきたす場合、麻酔薬やステロイドを含む薬剤を痛みの原因となっている神経の周囲に注射する局所神経ブロック注射を行います。これは、痛みを軽減させるだけでなく、診断の確定のためにも行われることがあります。

2.外科的治療:根本的な改善を目指す選択肢

上記の保存的治療で十分な改善が見られない場合や、痛みが非常に強く日常生活に大きな支障をきたしている場合には、手術療法が検討されることもあります。

  • 神経剥離術
  • 圧迫されている神経の周りの組織を剥がし、神経への圧迫を軽減する手術です。

  • 神経切除術
  • 重度の肥厚や損傷が見られる神経の一部を切除する手術です。

手術は最終的な選択肢であり、患者様のご希望や病状、生活スタイルを十分に考慮した上で、専門医が詳しくご説明いたします。

【予防】
モートン病の予防・改善のためには、足への負担を減らし、神経への圧迫を避けることが非常に重要です。

  • 靴選びの工夫
  • ・ヒールの高い靴や先が細い靴を避ける: これらは足の指の付け根に集中して圧力をかけるため、できるだけ避けましょう。
    ・クッション性のある靴: 足底からの衝撃を吸収する、厚めのソールの靴を選びましょう。
    ・足に合ったサイズ: つま先に十分なゆとりがあり、幅もきつくない、ご自身の足の形に合った靴を選ぶことが大切です。

  • インソール(足底挿板)の活用
  • 痛みのある部位に負担がかからないように、インソールを当てるなどして、足の付け根への圧を軽減しましょう。市販のものでも効果がある場合がありますが、より効果を高めるためには、オーダーメイドのインソールも有効です。

  • 正しい歩き方
  • 足の指の付け根に過度な負担がかからないよう、かかとから着地し、足全体で地面を蹴るような正しい歩き方を意識しましょう。

  • 足の指のストレッチ・エクササイズ
  • 足の指の柔軟性を高め、足裏の筋肉を鍛えるストレッチやエクササイズを日頃から行いましょう。
    ・足指グーパー体操: 足の指を広げたり閉じたりする運動。
    ・タオルギャザー: 床に広げたタオルを足の指で手繰り寄せる運動。
    ・足裏マッサージ: 足裏の硬くなった部分をマッサージしてほぐします。

  • 5本指ソックスの着用
  • 足の指がそれぞれ独立して動くため、指の付け根への圧迫を分散し、足指の機能を高める効果が期待できます。

【モートン病の治療は横浜市緑区のかたの整形外科へ】
足の指の付け根のしびれや痛み、焼けるような感覚に悩まされていませんか?「まさか病気だとは思わなかった」「どこに相談すればいいかわからない」と我慢している方もいらっしゃるかもしれません。

モートン病は、適切な診断と治療、そして日常生活での工夫によって、症状の改善が期待できる疾患です。横浜市緑区にお住まいの方、通勤・通学されている方で足の痛みやしびれにお悩みの方は、ぜひ一度当院にご相談ください。整形外科専門医が、丁寧な診察と的確な診断を行い、お一人おひとりに合わせた最適な治療プランをご提案いたします。

快適な歩行と生活を取り戻すために、私たちと一緒に症状の改善を目指しましょう。

【よくある質問】

Q1.ハイヒールを履くのをやめれば治りますか?

A1.ハイヒールはモートン病の大きな原因の一つですので、履くのをやめることは症状の改善に非常に有効です。しかし、それだけで完全に治るとは限りません。足の骨格や筋肉の状態、歩き方なども影響するため、症状が続く場合は整形外科を受診し、インソールやリハビリなど他の治療を組み合わせることをお勧めします。

Q2.モートン病は自然に治ることはありますか?

A2.軽度の場合や、原因となる靴の変更など生活習慣の改善で症状が和らぐことはありますが、自然に完全に治ることは稀です。神経の炎症や肥厚は放置すると慢性化しやすく、症状が固定されてしまうこともあります。痛みを我慢せず、早期に適切な治療を開始することが大切です。

Q3.手術は避けたいのですが、保存療法で治りますか?

A3.モートン病の治療は、まず靴の変更やインソール、薬物療法、神経ブロック注射などの保存的治療から始めるのが一般的です。多くの場合、これらの治療で症状の改善が見られます。手術は、保存的治療を続けても症状が改善しない場合や、痛みが強く日常生活に大きな支障をきたす場合に検討される最終的な選択肢です。まずは保存的治療でできることを試しましょう。


かたの整形外科クリニック

診療科目 整形外科・リハビリテーション科・内科
院長名 片野 素昭
資格 日本整形外科学会認定 整形外科専門医
日本整形外科学会認定 スポーツ医
日本整形外科学会認定 運動器リハビリテーション医
日本整形外科学会認定 リウマチ医
日本整形外科学会認定 脊椎脊髄病医
義肢装具等適合判定医
身体障害者福祉法指定医(肢体不自由)
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