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神奈川県横浜市緑区霧が丘4-13-1

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恥骨結合炎

恥骨結合炎

【恥骨結合炎について】
「股関節の付け根が痛い」「走ると恥骨のあたりに違和感がある」「産後から恥骨が痛い」
このような恥骨周辺の痛みでお悩みではありませんか?もしかしたら、それは**恥骨結合炎(ちこつけつごうえん)かもしれません。
恥骨結合炎は、スポーツ選手や妊婦さん・産後の女性に多く見られますが、放置すると痛みが慢性化し、日常生活や運動に大きな支障をきたすことがあります。
この記事では、横浜市緑区のかたの整形外科クリニックが、整形外科専門医としての専門的な知識と豊富な臨床経験に基づき、恥骨結合炎の症状、原因、正確な診断、そして最適な治療法(治し方)について詳しく解説します。
正しい知識と早期の適切な治療で、つらい恥骨の痛みから解放されましょう。

【1.恥骨結合炎とは】
恥骨結合とは、骨盤の前面で左右の恥骨(ちこつ)が軟骨と靭帯によって結合している部分です。この結合部は、体を動かす際にわずかに動き、衝撃を吸収する役割を担っています。
恥骨結合炎は、この結合部に過度な負担やストレスがかかることで炎症が起こり、痛みなどの症状が現れる疾患です。

恥骨結合炎になりやすい人

  • スポーツ選手
  • 特にランニング、サッカー、ラグビー、ホッケーなど、骨盤周辺に強い負荷や繰り返しのキック動作、方向転換を伴う競技を行う方。

  • 妊婦・産後の女性
  • 妊娠中に分泌されるホルモンの影響や、出産時の負荷により骨盤の結合が緩むため。

  • 姿勢の悪い方、肥満の方
  • 骨盤周辺のバランスが崩れ、恥骨結合に偏った負荷がかかりやすい方。

【2.恥骨結合炎の主な症状】
恥骨結合炎の痛みは、安静時よりも運動時や特定の動作で悪化することが特徴です。
痛みや違和感が生じる主な部位と症状は以下の通りです。

  • 1.恥骨周辺(特に中央部)
  • 運動時(ランニング、キック、方向転換など)に強い痛み。

  • 2.股関節の付け根(鼠径部)
  • 歩行時や階段昇降時にも痛むことがある。

  • 3.太ももの内側(内転筋付着部)
  • 開脚や片足立ちなどの特定の動作で生じる痛み。

  • 4.下腹部
  • 症状が進行した場合の鈍い痛み。

その他、股関節の可動域制限や、それに伴う筋力低下が見られることもあります。

【3.恥骨結合炎の主な原因は?スポーツと産後に要注意】
恥骨結合炎を引き起こす主な原因は、**「過度な負荷」と「骨盤の不安定性」**の2つに大別されます。

3-1.スポーツによるオーバーユース(使いすぎ)

ランニング、サッカー、ラグビー、ダンスなど、股関節や体幹を激しく使うスポーツにおいて、繰り返しの動作(キックや方向転換)により、恥骨結合に微細な外傷やストレスが蓄積します。
特に、内転筋群(太ももの内側の筋肉)の過緊張や、左右の筋力バランスの不均衡があると、恥骨結合部への牽引力が強まり、炎症を誘発します。

3-2.妊娠・出産による骨盤の変化

妊娠中には、出産に備えて骨盤の靭帯を緩めるホルモン(リラキシンなど)が分泌されます。これにより、恥骨結合が緩みやすくなり、不安定な状態となります。
この状態で日常生活を送ったり、出産時に強い負荷がかかったりすることで、恥骨結合部に炎症が起こりやすくなります。

3-3.姿勢や骨盤の不安定性

スポーツや出産経験がない方でも、O脚・X脚、反り腰などの姿勢の悪さや、体幹・骨盤周辺の筋力低下がある場合、歩行時や立ち上がり動作などで恥骨結合に偏った負担がかかり、炎症を引き起こすことがあります。

【4.恥骨結合炎の診断方法】
正確な診断のためには、他の疾患(股関節の疾患、鼠径ヘルニアなど)との鑑別が重要です。当院では以下の方法で総合的に診断します。

  • 1.問診・触診
  • 痛みの部位、発症時期、運動歴、妊娠・出産歴などを詳しくお伺いします。恥骨結合部やその周囲の圧痛(押したときの痛み)の有無を詳細に確認します。

  • 2.画像検査
  • ・レントゲン検査:骨盤全体のバランスや、恥骨結合部のわずかな離開の有無を確認します。
    ・MRI検査:恥骨結合部の炎症の程度や、周囲の軟骨、筋肉の状態を詳細に評価するために行うことがあります。

【5.恥骨結合炎の最適な治療法(治し方)】
恥骨結合炎の治療は、原則として保存療法が中心となります。痛みの程度や原因に応じて、患者様一人ひとりに合わせた治療計画を立てます。

5-1.痛みの強い時期に行う「急性期治療」

  • 1.安静
  • 最も重要な治療法です。痛みの強い時期は、原因となる運動や動作を中止し、安静にすることが基本となります。

  • 2.薬物療法・物理療法
  • 炎症と痛みを抑えるために、消炎鎮痛剤の内服や、湿布、軟膏などを使用します。患部の炎症を鎮めるためのアイシング(冷却)も有効です。

5-2.根本改善のための「リハビリテーション(理学療法)」

痛みが軽減してきたら、再発を防ぎ、根本的に改善するためにリハビリテーションを行います。

  • 柔軟性の改善
  • 内転筋、腹筋、ハムストリングスなど、股関節周囲の緊張した筋肉に対するストレッチを行います。

  • 筋力の強化
  • 体幹(コア)、骨盤底筋群、臀筋群など、骨盤を安定させるための筋力トレーニングを実施します。

  • 動作の修正
  • ランニングフォーム、キック動作、歩行時の骨盤の使い方など、負担のかかりにくい動作指導を行います。

当院では、国家資格を持つ理学療法士が、骨盤の歪みや身体の使い方を評価し、患者様に最適なリハビリテーションを提供します。

5-3.外科的療法(手術)を検討するケース

非常に稀ですが、長期間にわたり保存療法を継続しても痛みが改善しない場合、骨盤の安定化を目的とした外科手術が検討されることがあります。

【6.恥骨結合炎の予防と再発防止】
恥骨結合炎は、適切な予防を行うことでリスクを下げることができます。

  • 1.運動前後のケア徹底
  • 運動前のウォーミングアップ(特に股関節周囲)と、運動後のクールダウン・ストレッチを欠かさず行いましょう。

  • 2.筋力と柔軟性の維持
  • 内転筋群、体幹、臀筋群などの柔軟性を保ち、骨盤を支える筋力を強化することが再発防止につながります。

  • 3.正しい姿勢の意識
  • 日常生活での正しい姿勢を意識し、長時間の偏った体勢を避けましょう。

  • 4.運動量のコントロール
  • 特にスポーツ選手の場合、急激な運動強度の増加は避け、段階的に負荷を増やしていくことが重要です。

【7.【重要】恥骨の痛みを放置しないで!慢性化を防ぐための注意点】
恥骨結合炎の症状は、放置すると慢性化しやすく、治療に長期間を要するケースが多くあります。
「そのうち治るだろう」と自己判断で運動を続けたり、痛みを我慢したりすることは、症状の悪化を招く最大の原因となります。
恥骨や股関節の付け根に痛みや違和感を感じたら、早期に整形外科を受診し、適切な診断と治療を受けることが、早期回復への一番の近道です。

【8.恥骨の痛みでお悩みの方は、当院にご相談ください】
横浜市緑区にあるかたの整形外科クリニックでは、日本整形外科学会認定の整形外科専門医が、診療にあたっています。
当院は、精密な診断のための画像検査設備に加え、理学療法士による専門性の高いリハビリテーションを提供し、痛みの改善から根本的な動作の修正、再発予防までトータルでサポートします。
「恥骨が痛いけれど、どこに相談すればいいか分からない」と迷われている方は、横浜市緑区・十日市場の当院に、お気軽にご相談ください。


かたの整形外科クリニック

診療科目 整形外科・リハビリテーション科・内科
院長名 片野 素昭
資格 日本整形外科学会認定 整形外科専門医
日本整形外科学会認定 スポーツ医
日本整形外科学会認定 運動器リハビリテーション医
日本整形外科学会認定 リウマチ医
日本整形外科学会認定 脊椎脊髄病医
義肢装具等適合判定医
身体障害者福祉法指定医(肢体不自由)
所在地 〒226-0016  神奈川県横浜市緑区霧が丘4-13-1
TEL 045-924-0560
アクセス 駐車場9台分完備
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