気温差注意!〜脳卒中のリスク〜
今週に入ってからグッと寒くなりましたね、、、
コロナも感染拡大し、ますます自身の体調管理が必要になってくる時期に差し掛かっておりますが、今回はそんな寒さに関する体の反応とリスクについてお話しします。
脳卒中という言葉を耳にしたことはありますでしょうか?
脳卒中とは、脳の血管が詰まったり出血を起こしたりすることで起こる脳へのダメージと身体への後遺症を残してしまう疾患です。
この脳卒中は、特に冬場の朝方に起きやすいと言われています。その理由は、題名にもある通り、気温差です。
朝方は寝起きなので副交感神経優位となっており、血圧が下がっている状態です。つまり、血流が穏やかな状態。そこから起きてくるとやはり冬場の室内は気温が下がっている為、体温もそれを感知して血流量を上げて体が冷えきらないよう対処します。すると、血圧は急激に上がり血管に負担をかけます。この時、耐えられなくなった血管が破裂したりすることで脳卒中を起こします。
これは、ご高齢の方に起きやすい為、冬場は特に注意して室内温度の管理をしましょう。
体を冷やすことで良いことはほぼありません。なるべく暖めるようにして冬場を乗り越えましょう!