目の不思議な現象
今日は目の不思議について説明します。
人の目には、盲点というものが存在することをご存知でしょうか?
盲点とは、その名の通り視界の中に一部分だけ見えていない所があるということです。
まず、目の構造からお話しします。
上図のように、光を感知するところは網膜というところです。ここには光や色を感知する細胞がたくさんあり、光を視神経に向かってれんらくします。
このとき、視神経が集まってきて束になる所には細胞がありません。そのため、束の所は実は光を感知していないのです。
目を正面から見ると、上図の明るい丸の部分が視神経の集まる所です。
つまり、我々が普段何気なく生活しているときも見えていない所が存在するということです。
では実際に実験してみましょう!
紙とペンを用意して下さい。
紙の左に⚫️、その10cmほど右に⭐️を描いて下さい。
左目を手で隠し、右目で⚫️を見続けて下さい。そのまま紙を持って遠ざけたり近づけたりしてみて下さい。
すると、ある一定の距離で⭐️が視界から見えなくなります。
これが盲点です。
ちょっと面白い体の不思議なので是非やってみてください!