上腕骨外側(内側)上顆炎
上腕骨外側上顆炎(テニス肘)では、物を掴んで持ち上げる動作やタオルを絞る動作などをすると、肘の外側から前腕にかけて痛みが出ます。多くの場合、安静時には痛みません。
ボールを投げ過ぎることによって生じる肘の障害を上腕骨内側上顆炎(野球肘)といいます。野球肘では、投球時や投球後に肘に痛みが走ります。肘の伸びや曲がりが悪くなり、急に動かせなくなることもあります。
【治療法について】
治療法は、以下の6通りです。
肘の外側・内側に痛みを感じたら当院にご相談ください。
- 薬物療法
- 温熱療法
- 理学療法(リハビリテーション)
- 装具療法
- 神経ブロック療法
- 外科的療法
【予防・改善のために】
上腕骨外側(内側)上顆炎の予防には、手を使い過ぎないことが重要ですが、日常生活において無意識のうちに頻繁に手を使っています。
以下のことに注意して、重症化しないように心がけましょう。
- 肘に負荷のかかる動作はなるべく避ける。
- ラケットの使用、パソコン、スマートフォンの長時間の利用を避ける。
- 体質改善に努め、血行を良くする。
- ストレッチや適度な運動を継続して行い、セルフケアをする。